こんにちは!ドイと言います!
今回の料理は
みんな大好きローストビーフ!
家でつくることができればお子さんも旦那さんも、大喜び!
でもなかなか難易度が高いのが難点…(-_-;)
このレシピでは難しそうなローストビーフを丁寧にできるだけ簡単につくれるようまとめました。
ローストビーフは切り出した時が一番美味しくいただける瞬間です。
店頭で販売されているローストビーフは薄くカットされた状態です。
切り出した時が一番美味しいのであれば切り出す前の状態を販売すればいいのですが、
それでは買ってもらえないからカットした状態で販売しています。
断面が見えて美味しそうに見えて購入するからです。
自宅でも作れることができれば夕飯直前にカットし、より美味しい状態で楽しむことができます。
ローストビーフはコツさえつかめば自宅でも気軽に調理できます(^^)
是非、挑戦してみてください。
それでは調理手順です!
使う食材(3~4人前)
- 牛もも肉かたまり・・・400g
- 塩・ブラックペッパー・・・適量
(または『スパイスアップ』) - オリーブオイル・・・50cc
- にんにく・・・1片
- バター・・・10g
必要な備品
- 包丁・まな板
- フライパン
- トング
- 調理用温度計
- ラップ
作り方
塩・ブラックペッパーをすり込む
冷蔵庫から取り出し常温で約30分置きます。
ラップを広げて牛肉全体に塩・ブラックペッパーを振りかけ
ラップで包み、ラップの上から手でよくすり込みます。
約20~30分常温で放置します。
牛肉を焼く
包丁でにんにく1片を潰します。
フライパンにオリーブオイルを入れ、潰したにんにくを加え、弱火ですこし色がつくまで炒めます。
にんにくから香りが出てきたらバターを加えます。
中火にして牛肉を入れ、全面をこんがりと焼いていきます。
各面を焼く時にあまり動かさないように、一面ずつしっかりと焦げ目をつけてください。
火の強さは中火→弱火→中火→弱火を繰り返しながら焼きます。
溶けたバターが焦げてしまうと香ばしい香りでなく焦げた香りが肉についてしまうので、火力を調整しながら牛肉を焼くのがポイントです!
全面に焼き色がついたらトングで約5分転がすように焼きます。
肉自体が膨らんできたら良い感じです。
牛肉の温度を測る
肉自体が膨らみはじめたら中に火が通りはじめて肉汁があばれている状態です。
ここで温度を測ります。
ローストビーフのおすすめ温度は55度レア状態。
ローストビーフは中心部の温度コントロールにより出来上がりに差が出ます。
温度コントロールができるようになればお好みの仕上がりになります。
ここで必要なのが『調理用温度計』
ネットより約2,000円前後で購入できます。
持っておくと便利な道具です。
今回の仕上がり写真は50度までフライパンで焼いて温度を上げ、
余熱で55度まで上げています。
温度による名称
- レア…55~60度
- ミディアムレア…60~65度
- ミディアム…65~70度
- ウェルダン…70度以上
ローストビーフではミディアムレア以上に温度を上げると肉汁があふれ出し肉も固く感じるのでレアがおすすめです。
焼きあがった肉をお皿に移しラップをかけて肉汁を落ちつかせます。
余熱で肉の中心部まで徐々に火が入ります。
フライパンから上げて約3~5度、温度が上がります。
約1~2時間置き、荒熱が取れれば完成です。
切り出しお皿に盛る、賞味期限
包丁で2~3mmに切り出しお皿に盛り付けます。
賞味期限はキッチンペーパーにくるみ、ラップで巻いて冷蔵庫保管で翌日中にはお召し上がりください。
バルサミコ―スでさらに美味しく
そのままでも美味しいですが別記事で紹介している『バルサミコソース』をかけるとさらに美味しくなります。濃厚なソースが肉の旨味をさらに引き立てます。本格的な味わいのソースなので特別感も出ますよ。是非、試してください(^^)
ローストビーフは確かに難しい料理かもしれません。
しかし、一度コツをつかんでしまえば調理工程自体は複雑ではありませんので、
気軽に作れる料理です。
ちょっとしたお祝いの席などで活躍する料理なので是非挑戦してみてください(^^)
1kg以上の大きなお肉の場合
今回は400gの小さめでつくりました。
1kgを超えるような大きなお肉の場合はオーブンを使って仕上げるのをおすすめします。
表面にしっかりと焼き目をつけ、オーブンの温度は180℃、風量なし、芯温設定があれば48~50℃に設定します。
芯温がない場合は途中で何度か取り出し『調理用温度計』で測ってください。
設定温度まで上がればあとは同じようにラップをして余熱で中まで火を通します。
今後も調理方法や食材の紹介もしていきます。
ご質問などがあれば「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください!
ローストビーフに合うワインも紹介しておきます(^^)
参考にしてください。
ワインとのペアリング
ローストビーフはブラックペッパーをたっぷりと使いスパイシーな仕上がりでいただくのが醍醐味。赤身の肉を使い、肉汁がたっぷりのローストビーフは食べ応え抜群!
そんなローストビーフにおすすめは「フランス/コートデュローヌ」の赤ワインです。
シラーという品種を主体にした赤ワインが多く、シラーは深い色調に、しっかりとした酸味にタンニンが豊富。そしてスパイシー感が特徴です。
ブラックペッパーやスパイスが効いたボリュームのあるローストビーフとは抜群のペアリングです!
よかったら試してみてください!
【ローストビーフ調理動画】
調理手順を動画でまとめました。
こちらはスチームコンベクションを使った手順となります。よろしければ合わせてご覧ください(^^)