こんにちは!ドイと言います!
今回の料理は
フランス/プロヴァンス地方の料理
プロヴァンス地方はフランス南東部に位置する地中海に面した気候の良い地域です。
ブイヤベースは地元の漁師が見た目や形が悪い魚介を鍋に入れ煮込んだことが発祥と言われています。
魚介の他にトマトや玉ねぎ、香草、塩などを加えてつくる魚介の寄せ鍋のような料理です。
魚介のうまみが凝縮されたとても美味しい料理です。
本来は「フュメ・ド・ポワソン」という魚介のスープをとるレシピになりますが、今回はお手軽に美味しくつくるため顆粒の「フュメ・ド・ポワソン」を使います。
「フュメ・ド・ポワソン」はブイヤベースの他にも、リゾットやパエリア、クラムチャウダーなど色々と使えます。価格も安価でお近くのスーパーでも購入できます。
難しそうなイメージのブイヤベースですが簡単につくれるようにまとめていますので
是非つくってみてください!
調理時間は約20分
それでは調理手順です(^^)
使う材料(2人前)
- 有頭エビ・・・2尾
- タラ(白身)・・・2切れ
- イカ・・・50g
- あさり・・・10~12個
- ムール貝・・・4個
- じゃがいも・・・1個
(今回は赤い皮のじゃがいもを使用) - オリーブオイル・・・大さじ1
- にんにくみじん・・・1かけ分
- 玉ねぎみじん・・・1/2個
- トマトみじん・・・1/2個
- 白ワイン・・・100cc
- 水・・・300cc
- フュメ・ド・ポワソン・・・顆粒6g(1本)
(魚介だし) - トマトペースト・・・大さじ1(1本)
- ローリエ・・・1枚
- 塩、ブラックペッパー、ドライパセリ・・・適量
必要な備品
- まな板、包丁
- フライパン
- はかり
- 大さじ
- 計量カップ
- バット
- 蓋
作り方
材料を用意する
有頭エビ(2尾)は殻を剥き、背ワタをとります。
タラ(白身)は半分に切り、イカ(50g)は適当な大きさに切ります。
あさり(10~12個)、ムール貝(4個)はこすり合わせて洗います。
エビ、タラ、イカをバットなどに並べて、塩とブラックペッパーを適量ふりかけ下味をつけます。
じゃがいも(1個)は一口サイズ、
玉ねぎ(1/2個)、トマト(1/2個)、にんにく(1かけ分)はみじん切りにします。
魚介以外を炒める
フライパンにオリーブオイル(大さじ1)、ニンニクみじんを入れ中火にかけます。
香りが出てきたら、玉ねぎ、トマト、じゃがいもを加え炒めます。
白ワイン(100cc)を加え沸騰したら2~3分そのまま中火にかけます。
魚介を入れて煮込む
水(300cc)、フュメ・ド・ポワソン(1本)、トマトペースト(1本)、ローリエ(1枚)を加え軽くかき混ぜ、沸騰させます。
エビ、タラ、イカ、あさり、ムール貝を加え蓋をし、アクが出てきたらお玉で取ります。
中火のまま煮込み、2/3ぐらいまで煮詰めたら
貝の口が開いていることを確認し塩で味を整え火をとめます。
まとめ
白いお皿に盛り付けブラックペッパー、ドライパセリをふりかければ完成です!
オーブンで温めたバゲットをそえても美味しいです。
材料の魚介や野菜はお好みでアレンジしてください。
ブイヤベースの発祥は余った食材を使って煮込み料理をつくる発想からきています。
決まったレシピはなく、つくる人の工夫で色々な味が楽しめます。
気軽に試してみてください(^^)
今後も料理レシピを紹介していきます。「お問い合せ」より、感想などいただけると嬉しいです!料理レシピのリクエストもあればコメントお願いします!ブイヤベースに合わせるワインも紹介しておきます。
ワインとのペアリング
フランス/プロヴァンス地方と言えばやはりロゼワインが有名です。
フランス全体の約4割、世界の約5%の生産量を占めています。
地中海に面したプロヴァンスは気候がよく、昼間から青空の下、ロゼワインを楽しむ姿はよく見かけます。
トマトや香草、にんにくなどを使う料理によく合うロゼワイン、食前から食中も通して楽しめる点も魅力の一つです。
今回のブイヤベースにも合わせてほしい1本はこちらです。
◆バイ・オット・ロゼ
- ロゼワイン
- 品種:シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー
- 生産国:フランス/プロヴァンス
- 生産者:ドメーヌ・オット
- フルーティーでなめらかな味わいのロゼワイン。食事と合わせるのはもちろん、ワイン単体でも楽しめる仕上がりです。トマトを使った料理全般から香草やスパイスなどとの相性もよく常備しておくと便利な1本です。
【ブイヤベース調理動画】
調理手順を動画でまとめました。よろしければ合わせてご覧ください(^^)