こんにちは! ドイと言います。
ソムリエ一次試験、一ヶ月前の直前にやることを実体験からお話します。
一次試験はとにかく『暗記』です!
ソムリエ試験は覚える量がとても多い試験です。
わたしは覚えるのが苦手なので本当に苦労しました。
そんな覚えることが苦手なわたしが独学で行った勉強方法に関してはこちらの記事を見てください。
ソムリエ試験に限らず試験直前の追い込みで激的に理解が深まることはよくあります。
わたし自身もソムリエ試験の直前で点と点が繋がるようなことが何度もあり、ただの暗記ではなく理屈を理解し答えを導き出せるような感覚になることがありました。
そのような感覚になった直前の勉強方法は
『とにかく問題を解く』ことでした。
問題を解いては間違えた箇所を参考書で確認する。この繰り返しを行いました。
取り組んだ問題自体はワインスクール講師の山崎和夫さんがプロデュースする試験対策サイト『ワイン受験.com』の模擬試験です。
模擬試験の費用は1年間で5,500円税込です。
この価格は個人的にとてもリーズナブルでした。
過去問題も重要ですが、ソムリエ試験の傾向は毎年変化しています。
以前は旧世界を理解していれば合格ラインを取れると言われていましたが、今は満遍なく出題され内容も応用問題が多く出題されます。
実際にわたしが受けた2020年では感覚として新世界の問題が多くさらに「次の文章から正解を選びなさい」という、重箱の隅をつつくような応用問題が多く出題された記憶があります。
またCBTは出題がランダムなのでフランス→イタリア→スペインなど順を追って考えることができない点も焦りになりました。
ーワイン受験.comの模擬試験の特徴ー
順番に説明していきます。
1、過去試験の出題傾向を分析し同じ答えでも導き方のパターンを変えることにより柔軟な対応ができるように構成されています。また過去問題より出題が多い箇所を重点的に出題されるようになっています。
2、A~D判定の基準がある
- A判定 → 合格可能性80%以上
- B判定 → 合格可能性60%~79%
- C判定 → 合格可能性40%~59%
- D判定 → 合格可能性40%未満
3、毎年発行されるソムリエ協会の教本より改定された部分が更新されます。またソムリエ協会のセミナーなどでの重要ポイントも合わせて反映されています。
4、2018年から一次試験はCBT方式となりました。パソコンを使用しての回答になります。ワイン受験.comの模擬試験も本番を想定した回答方法となり試験当日のイメージがつきやすいです。
模擬試験の問題数は1回100問です。
必ず時間を計ってやりましょう。本番は120問70分、最低10分の見直しはほしいので
100問の模擬試験なら40分で解くペースで進めてください。
模擬試験を終了すると判定結果と偏差値も出るようになっています。
ワイン受験.com内では偏差値54.4以上が合格ラインとありますが、60以上を目指すことをおすすめします。
わたしはCBT試験を2回申し込みました。
1回目 → 不合格
2回目 → 合格
1回目と2回目の間は約一ヵ月です。
この一ヵ月の間に取り組んだことが『ワイン受験.com』の模擬試験です。
1回目に落ちた帰りの電車の中で『ワイン受験.com』に申し込み、その日の内に目標を立てました。
目標 : 模擬試験50回、判定B以上、偏差値60以上
わたしが約一か月間、模擬試験に取り組んだ結果は以下になりました。
平均正解数 | 平均時間 | 平均判定 | 平均偏差値 | |
1~10回 | 63.0 | 48分 | C | 46.8 |
11~20回 | 66.9 | 45分 | C | 49.9 |
21~30回 | 75.0 | 45分 | B | 56.6 |
31~40回 | 86.3 | 43分 | B | 64.9 |
41~50回 | 87.0 | 42分 | B | 65.6 |
結局A判定を出したのは50回中1回だけでした…。
しかし一次試験、合格しました!
A判定が確実に取れるようになれば高確率で合格するはずです。
大切なのは間違えた箇所を参考書で必ず確認し、同じ間違いをしないことです。
そして、試験に慣れること。これはとても重要です。
わたしは一次試験の終了間近、手が震えていました。
試験当日、緊張は必ずあります。平常心を保つことも本来の力を発揮する重要なポイントになるので問題を解くということに慣れておくことは大切なことです。
CBT終了後、結果は即時画面に出ます。
最後まで決して諦めずにやりきってください。
合格した時は本当に嬉しいです。今までの努力が一気に報われる感じです。
泣きそうになるぐらい嬉しいです。
仮に不合格でも全力で取り組んだ時間は必ず自分の資産となり今後に生きてきます。そして次回の試験に必ず挑戦してください。
応援してます!!
模擬試験の回答に参考としたテキストはこちらです
歴史の説明から入り、地域別での重要ポイントを押さえ、ポイント・確認として簡単な問題が用意されています。
二次試験、三次試験に必要な内容も記載されています。
試験終了後も分からない事があるときはこの参考書を開いて調べています。
ソムリエ教本の重要ポイントを分かりやすくまとめた使いやすい本です。
よかったら参考にしてください。
「ワイン受験.com」では他にも有益な情報がたくさんあり、こちらもオススメです
こちらはソムリエ試験に関する問題が毎日1回~3回配信されるメルマガです。
Googleアカウントがあれば無料で利用できます。
問題はランダムで送られくるので満遍なく問題を振り返ることができ、私は試験を終えてからも利用しています。
ソムリエは試験に合格してからが本当のスタートになります。何もしない人と常に考えている人ではとてつもない差になります。
常にワインのことを考える環境にしておくことも大切なことです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
一次試験を突破すれば合格まであと一歩です!
二次試験は論述(三次試験に加点)、テイスティング試験です。
二次試験に関して私が実際に行った勉強方法はこちらの記事をご覧ください。
二次試験の傾向と対策にも触れて、まとめています。参考になれば幸いです。
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