古代からワイン造りが盛んなイタリア。20州すべてでワインが生産されイタリア人の生活にとってワインは欠かすことができない存在です。
紀元前8世紀、ギリシャ人が南イタリアにブドウ栽培を広めたことが始まりと言われています。
イタリアの首都ローマは日本の釧路と同緯度の42度に位置しており、北に位置している割には温暖で日照にも恵まれ、ブドウ栽培とワイン造りに適している地域です。
東にアドリア海、西にティレニア海、半島の真ん中にはアペニン山脈が貫いており南北に長く伸びた国土は様々な地形・気候があり、それこそがイタリアワインの「多様性」を生み出したと言えるでしょう。
古代ギリシャ人がイタリア半島を「エノトリア・テルス」=”ワインの大地”と讃えたことでも有名です。