著者 ： 佐藤 義典
出版社 ： 株式会社青春出版社
こんにちは！ドイ といいます！
今回はこちらの書籍を紹介します。
こんな人におすすめ
こちらの書籍はこんなことで悩んでいる人、困っている人に読んでいただきたいです。
- マーケティングとは何かわからない
- ビジネスを向上させたいと考えている
- 個人で飲食店を経営しているがきびしい状況にある
マーケティングという言葉はよく聞きます。
しかし、マーケティングのことを理解している人は少ないのが現状です。
なんとなく売れる仕組みをつくることがマーケティングということだと考える人は多いですが、自分の言葉で説明できなければ、仕事でも生かすことは難しくなります。
この本はマーケティングについて分かりやすく説明されており、自分が考えているマーケティングに対して足りていない項目を見つめ直すきっかけになる本です。
会社員でも個人事業主、フリーランスでも仕事をする上で必ずマーケティングの内容を理解し、仕事をしなくてはなりません。
買うための行動は誰もが頭の中でマーケティングを行い、「買う」という行動を起こしています。
その行動を具現化することがマーケティングです。
なんとなく「この商品は売れるかな」と考えて提供するのと、マーケティングに基づき販売するのとでは例え結果が悪くても、次のビジネスにつながる大きさが全く違います。
どこが悪くて売れなかったのかが具体的に分かるようになるからです。
この本を読んで、商売の基本を身につけ対価（お金）を得られる仕組みづくりに近づけていただければ幸いです。
本書概要
大きく分けて４つの構成となります。
- ベネフィットとは
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P(製品・広告・流通・価格）
この順番で考えていくことが基本と書かれています。
わたし自身、個人で飲食店を経営しているので改めてマーケティングについて考え、自分のお店と照らし合わせてみました。
自分では分かっていることでも改めて確認すると至らない点は多々ありました。
本書の中に『売り手に回ると、買い手の気持ちが分からなくなる』というニュアンスの言葉が出てきます。
大切なのは買い手の気持ちであり、相手のことを考え行動しなくては結果は出ないと書かれています。
人類はよりよい生活のため、幸福のために発展してきました。
そして今後も発展を続けていく上でビジネスはかかせないものであり、決してなくなるものでもありません。
儲かれば何でもいいのではなく、相手の幸せのためにならなくては意味がありませんし、求めらることもありません。
商売の原理原則を理解するためにも必要な本だと感じました。
本書には
各要素間の流れるような美しさや一貫性
がとても重要だとあります。
モノやサービスを提供するには何か１つだけが長けているだけでは失敗してしまう。
ベネフィット、ターゲット、差別化、4Pの一貫性があってこそ「売れる」価値を提供できます。
マーケティングで重要なことは全体を大きく捉えバランスを整えながら育てていくことだと、私は捉えました。
この本から得ることはたくさんありますが、読み手によって得られること、感じることは色々な側面からあると思います。
この書籍から学び、感じること
マーケティングの基本を学ぶにはとても参考となる書籍であることは間違いありません。
また、物事を人に伝えるという見方でも素晴らしい書籍でした。
マーケティングというテーマを伝える内容と、
マーケティングを用いて相手に価値を伝える内容の2通りの見方ができました。
相手に物事を伝えるというのは簡単な理屈でもあるが、仕組みにすることは難しいということが学べる一冊です。
学生や家事、育児に追われている専業主婦の人にも読んでいただきたいです。
今後、生きていく中で必要な要素があると、私は感じています。
例えば人付き合いがうまくいかないなぁ。とか、
上司とどうも合わない、と悩んでいる人にもおすすめです。
自分が考える物事を伝えるということはとても大切でまた難しいことでもあります。
『伝え方』の本はたくさん出版されていますが、
そういう面でもこの本はおすすめです。
よろしければ一度手にとってみてください！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が役に立てば幸いです。