【金持ち父さん貧乏父さん】

著者　　：　ロバート・キヨサキ

こんな人におすすめ

この本は実体験を中心にどのような出来事から、どのように考え、どういった行動をしてきたか自分の経験を踏まえて書かれています

幼い頃から「お金」について考える時間を得て、「お金」ということに対して真剣に向き合い行動してきた結果が今の自分をつくりあげてきたことを物語っています

「お金」がすべてだとは言いませんが、資本主義の世界では豊かになる土台に「お金」というものが手段としてあることは事実だと思います

「お金」について学び将来の目的を達成するための手段を学びたいという人にはとてもおすすめできる本です

色々と勉強をして「お金」に対して熟知している人も改めて読んでみると気づくことがあります

長年に渡って読まれている理由は時代の変化に対しても根本となる考え方は揺るがない部分にあります

「お金」という道具をどのように捉え、今の自分にどのように落とし込んで生かしていくか、という考え方は時代が変化しても変わらないのだと改めて感じました

この書籍から学び、感じること

「お金のために働かない」。著者はこの意味を強調されています

日本は「お金」についての教育が非常に遅れている国です

会社員として社会に貢献し税金を納め、残った「お金」で家族を養う

著者はこの流れに入ると「お金」は増えないことを話していました

お金を得るために働くのではなく、「お金」を資産としてその資産から「お金」を生み出す仕組みを理解し作りあげることが資本主義社会で生き抜くために必要なこと

つまり「お金を働かせること」このことを学ばなくては「お金」で困る人生に陥ることを強く説明していました

お金→資産→収入源→支出

この流れを自分で作ることが重要です

そしてこの流れをつくるために重要なことは「自分のビジネス」を持つことだと言います

会社員には安定という大きな武器の代わりに手元にのこる「お金」は

税金を引かれた後の「お金」です

自分のビジネスをもち、収入から経費を引き所得を算出、税金を納める

このことにより合法的に正しく税金を納め、事業に投資をすることにより「お金」を生み出す仕組みを作らなければなりません

そのためには副業という小さなことからでも自分のビジネスをもつことが重要です

会社員＋副業は現代における最強の形だと思います

リスクをとれる人は起業しビジネスを立ち上げることにより資産を大きくすることをおすすめします

年功序列・終身雇用が崩れ始め、少子高齢化が加速する現代において自分の力で生き抜くための手段、力を手にいれることはとても大切なことです

この本はそのような考えや手段を後押ししてくれる内容となります